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2014.01.26 (Sun)

FOXTROT

GENESIS

1972/CHARISMA


Genesis-Foxtrot.jpg


今さらこれについて書く必要があるのかどうかは疑問ですが。
みんなのアイドルGENESISの4thです。
愛すべきGENESISの黄金時代を象徴するアルバム・・・は次作ですか(真顔)。

このブログを読んでくださる方ならば、まぁ得てしてこれはお聴きになってるとは思いますし(そうでなければGENESISが猛烈に嫌いか)、私自身の音楽知識の浅さからしてあんまり語ると恥を晒すだけなので、簡潔に書いちゃいましょう。
前作『NURSERY CRYME』がそこそこ売れて、ライヴも順調。PETER GABRIEL は前髪剃ってお馴染みの妖怪モードに突入、そんな時期にこのアルバムは制作されました。

アルバムのオープニングは「今からすごく面白い曲始まるよ・・・。」と言わんばかりのメロトロンの音色で始まる「WATCHER OF THE SKIES」GABRIEL 在籍時のライヴの定番曲(基本的にオープニング?)となるこの曲は、印象的な『デデデデッデッデッデッデッデデッデデデッデデデッ』のリフにBANKS のオルガンが崇高な何か(抽象的)を添える名曲です。
物語を語りかけるようなGABRIEL のヴォーカルとコーラス、そして妙にシンバルの手数の多いCOLLINS のドラムも合わさり、ノリはあるのに高貴さもあるというとっても不思議な曲が生み出されているのです。個人的な想像力を用いれば、さながら神話世界のような空間が味わえます(?)。

その他、前作『NURSERY CRYME』の流れを継承するような、ピアノの美しい流麗な「TIME TABLE」、お馴染みのストーリー仕立てでドタバタと進む「GET'EM OUT BY FRIDAY」、6分の中にアコギの爽やかさ、引くほど荘厳なメロトロン、オルガンと荒ぶるベースと様々な要素を詰め込みまくった「CAN-UTILITY AND THE COASTLINERS」など、だいたいいつも通りの、モッサリした中に美しさや躍動感のあるGENESIS節が存分に味わえるようになっています。
でも地味っちゃあ地味なんですよね。別に演奏が静かすぎるとかそういうワケでもないのに、どこか漂う地味っぽさ。まぁそれがGENESISの醍醐味だとかそうでないとかそんなお話があるのですが。

そしてアルバムの最後に待つのはGENESIS史上で最も長い20分オーバーの大作、「SUPPER'S READY」です。
もし未聴の方がいらっしゃるならば、これは個人的には最初にまずライヴ映像を観ることを強くお勧めします。やっぱり尺の長い曲は視覚的印象も使わないとダラダラと聴いちゃいますし。(GABRIELの生歌はヘタクソですけど・・・。)

最初のパート「LOVER'S LEAP」は流麗なHACKETTRUTHERFORDBANKS の3人の12弦アコギ(だ、そうです)のアルペジオとGABRIEL の優しいヴォーカルで始まります。ゆったりとした曲の流れはエレピを加えて進み、「THE GUARANTEED ETERNAL SANCTUALY MAN」でリズム隊を加えて2ndアルバム『TRESPASS』のような世界に入り込みます。
あ、そういえば『TRESPASS』の記事の時にも書きましたが、私はこの曲「SUPPER'S READY」は、まさにその『TRESPASS』の世界を濃縮したようなものだと思っていますので、是非比較しながら聴いて頂けると幸いです。

第3パート「IKHNATON AND ITSACON AND THEIR BAND OF MERRY MAN」ではHACKETT のギターも大活躍。というかそれがメイン。吠えるしタッピングはするし。なんというか全員で空に向かって駆け上がっているような、元気な開放感があります(意味不明)。
続く「HOW DARE I BE SO BEAUTIFUL?」で雰囲気は一転。暗く静か空間でゆっくり・・・・・・しなかった!
『A flower?』の掛け声(?)とともに一気に第5パート「WILLOW FARM」に突入!跳ねるようなリズムに重力を増すようなドラムとメロトロンという若干矛盾したような曲調で、なんかもうふざけてるんだか真面目なんだかよくわからないカオス状態が続きます。ライヴならお馴染みのお花マスクが見れます。はい、お馴染みの。
長い曲もいよいよ佳境(それでも残り8分くらいありますが)。第6パート「APOCALYPSE IN 9/8(CO-STARRING THE DELICIOUS TALENTS OF GABBLE RATCHET)」は、文字通り9/8拍子の『ドッ↓ドッ↓デッ↑ドッ↓デッ↑↑ドッ↓ドッ↓ドッ↓デッ↑』という特徴的なリフが延々と続くパートです。不安感、力強さ、その他様々な感情を呼び起こさせるような空気の中、BANKS の格好良くも愛らしいキーボードソロが響き、そして『666! is no longer alone!』で始まるGABRIEL の叫ぶようなヴォーカル!これこそが最大の聴きどころです!ちなみにこのパートのCOLLINS のドラム、なんかもう非常にややこしくて面白いので、是非一度きちんと耳を傾けてみてください。
ラストは「AS SURE AS EGGS IS EGGS(ACHING MEN'S FEET)」。序盤のフレーズが豪華になって再登場。荘厳で壮大であることだけを追求したような、まさに”大団円”といったようなエンディングで23分の大作は幕を閉じます。

あー、はい、簡潔に書くとか言いながら、やっぱりダラダラと書いてしまいました・・・w
大好きなんです、「SUPPER'S READY」。確実に私がGENESISにハマるきっかけとなった曲ですし、非常に愛着のある曲です。そしてこのアルバムもまた、言葉にはし辛い欠点はありますが、やはり愛すべきアルバムなのです。
プログレ5大バンドの最底辺みたいな位置付けで、やっぱり地味で華のないGENESISが、地味でも地味なりに派手さと大袈裟さ、豪快さを追求し始めた最初の成果がここにはあると思います。

GABRIEL 期の個人的最高傑作、是非もっと聴いてあげてくださいませ。





  

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2012.03.09 (Fri)

CAPOLINEA

BANCO

1980/DISCHI RICORDI


capolinea.jpg


世界一見てくれの悪いヴォーカリストの寝そべる姿を惜しみ無くフィーチャーしたBANCO DEL MUTUO SOCCORSO(名義上は単にBANCO)の初ライヴ盤です。
売る気が無いとしか思えない。

これがBANCOについての初レビューです。これは、ある程度ご存知の方からすればまさに意味不明なチョイスでしょう。
BANCO DEL MUTUO SOCCORSOといえば、イタリアのプログレを代表するバンドの一つであり、知名度ではPFMAREAなどに肩を並べると言えます。そして、その作品の中でプログレ・ファンからの人気が最も高いのが1st『BANCO DEL MUTUO SOCCORSO』から3rd『IO SONO NATO LIBERO』までの初期3枚のアルバムです。(あんまり断言するのはよろしくないのですが、だいたいどこでもこんな感じに言われているので、ここは便乗させていただきますw)
ところが非常に残念な事に、私はこの作品を手にした時点、そしてこのレビューを書いている時点でさえも、その初期3作品を所持しておりません。持っていたのは『DONNA PLAUTILLA』というこれまた絶妙過ぎるアルバムのみ(これについては解る方のみニヤニヤしながら馬鹿にして下さい)。つまり、ざっくりと言ってしまえば、この『CAPOLINEA』こそが私にとっての実質BANCO入門作品となってしまったのです。

ものすごく個人的な長い前振りで申し訳ありませんでしたが、結局の所、私はBANCOというバンドのイメージを全く持たない状態でこのライヴ盤に触れております。
なぜここまでしぶとく書いているかというと、このアルバムがそれはもう賛否両論で荒れまくりな1枚だからです。そして、私にとっては『永遠の名盤』と呼べるほどの愛聴盤なのです。

↓収録曲は以下の通りです。()内はオリジナル収録アルバム。↓

1.「IL RAGNO」(『COME IN UN'ULTIMA CENA』)
2.「CANTO DI PRIMAVERA」(『CANTO DI PRIMAVERA』)
3.「750,000 ANNI FA... L'AMORE」(『DARWIN!』)
4.「CAPOLINEA (PARTE 1)」
5.「CAPOLINEA (PARTE 2)」
6.「R.I.P.」(『BANCO DEL MUTUO SOCCORSO』)
7.「GAROFANO ROSSO」(『GAROFANO ROSSO』)
8.「NON MI ROMPETE」(『IO SONO NATO LIBERO』)


それまでの8枚のアルバムの内、『... DI TERRA』を除く7作品から満遍無く選出するという良心的なんだかそうじゃないんだかよく解らない選曲。書き遅れてしまいましたが1979年11月28、29日のミラノ、カポリネア・ジャズ・クラブでの公演を収録しております。

なぜこのアルバムが賛否両論の問題作なのか、それは1曲目の「IL RAGNO」を聴けばすぐに理解できます。
捉え方によっては妙に安っぽいシンセの跳ねるようなフレーズ、同じく跳ねるようなテンポの良いベース、そして妙に能天気なブラス。そう、完全にディスコ・ミュージックを取り入れたアレンジが施されているのです。
曲の全体的な仕上がりとしては確かに力強いロックになっているのですが、とにかくディスコ調。後でオリジナルの曲を聴いて驚いたのですが、本当に原曲が迷子としか言いようのないブッ飛んだアレンジで全ての曲がポップに生まれ変わっています荘厳さ?くすんだ色合い?ねーよ、そんなの!

ところがそれらのアレンジは、はっきり言って一切の無駄がなく、"ノリ"を極限まで追求した恐ろしいほどのクオリティを誇っているのです!イタリアン・プログレの至宝とも言えるFRANCESCO DI GIACOMO のヴォーカルもいつにも増してノリノリです!
「IL RAGNO」巧みな変拍子はどこまでも親しみ易く聴き手を惹き込み、「CANTO DI PRIMAVERA」ではGIACOMO おじさんのリラックスした伸びのあるヴォーカルに小刻みなコンガのリズムが見事にマッチします。
悲しげなピアノで始まる「750,000 ANNI FA... L'AMORE」では、それまでの曲でも猛烈に目立っていたGIANNI COLAIACOMOヌルヌルとした(?)ベースRODOLFO MALTESE の乱舞するギターと共に大活躍。このくぐもった音色のベースもまたちょっとした中毒症状を起こすような美しさです!

1st収録の代表曲である「R.I.P.」の変貌っぷりも異常です。オリジナルの緊張感溢れる硬派なイメージは完全に消滅。相変わらずブラスが鳴り響き、シンセもギターも「堅苦しさとか不要っスから^^」と言わんばかりに本当に楽しそうに演奏しています。これは本気で踊れる出来です!
続くインスト曲「GAROFANO ROSSO」の能天気っぷりもまた異常。実に可愛らしいシンセのフレーズがブラスと共に響くのですが、ずっしりと重みのあるベースが見事に曲のバランスを保っているのがとても印象的です。全ての曲に言える事なのですが、単に能天気に踊れるだけでなく、様々な工夫によってきちんとメリハリをつけるように配慮されている事こそがBANCOの実力を象徴するような証拠であり、私のなかでこのアルバムが超名盤である理由なのです。

実はこのアルバム、ライヴ音源そのままではなく後にスタジオでの手直しが施されているそうなのですが、それこそがこの誰にも真似の出来ない"テンションの高まり"と"安定感"の両立を可能にしているのだと思われます。
初期BANCOのファンの中には、このアルバムをボロカスに言う方がいらっしゃるようですが、それに関しては全く否定は致しません。これは、受け入れられる人間にはたまらない文句なしの作品であり、拒否反応を示す人間には何一つ魅力の無い作品となるでしょう。そんな感じの、「0点か100点か」みたいなアルバムだと思います。
しかし、このアルバムを避けてきた方々にも興味を持って頂くために、最後に一言だけ書かせて頂きましょう。

このアルバム、そこいらの作品とはちょっと格が違います!





           

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2012.02.10 (Fri)

JONI MITCHELL(SONG TO A SEAGULL)

JONI MITCHELL

1968/REPRISE


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これは、すごい。言ってしまえばその一言に尽きるのかも知れません。
カナダが誇るSSW、JONI MITCHELLのデビュー作です。

正直言ってこの人の事はほとんど知りませんでした。あえて言うなれば2ndアルバム『CLOUDS』のジャケットに見覚えがあったかしら・・・・・・?という程度です。

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ごく最近の事なのに、なぜこのアルバムを手に取ったのか、その理由もイマイチ思い出せません。恐らくは「有名らしいから聴いてみよう。」といった程度の軽い気持ちだったのでしょう。
今になって色々な情報を仕入れてみれば、この1stアルバムは後の『BLUE』といった傑作アルバムの陰に隠れてしまっている、そんな感じですね。
私にとってはそのような先入観を持たずに聴けたというのが大きなポイントであったかと感じます。

再生をすれば流れ出すのは、おおよそ想像通りのアコギが響くフォーク・ソング。そしてほんの少し低いめの芯のある歌声
そう、およそ想像通りの音楽のはずなのです。しかし、このオープニング曲「I HAD A KING」は何故か、何故か恐ろしい程の引力を持って響いてくるのです。それは一種の悲壮感であったり、そこから見える希望の美しさであったり、優しさであったりします。
MITCHELL の歌声は曲により一層の説得力を持たせ、低音は力強く、高音は涙を誘うように儚く響きます
大雑把なイメージとしては、個人的にNICK DRAKEくすんだ色合いとも繋がる部分があるとは思うのですが、やはり女性特有の華やかさも持ち合わせており、安易な表現ではありますが、まさにアルバム・ジャケットそのままのような音楽が味わえるのです。
決してキラキラと光るような色合いでは無いのですが、多くの色と細かい装飾によって美しい世界が構築される。そんな感じです。

純粋な(?)ギター1本のフォークだけでなく、ピアノと共にベースも参加した軽快な「NIGHT IN THE CITY」なども印象的です。この明るいイメージはやはりNICK DRAKE と通じる部分があるようにも思えますね。
しかし、MITCHELL の本領が発揮されるのはやはり最初の「I HAD A KING」のような、心の隅に引っかかる苦しさのようなものと希望的な響きが混在する曲であると思います。その路線としては「NATHAN LA FRANEER」なども素晴らしい仕上がりであり、途中にほんの少しだけ挿まれるエレキギター(ですか?)のノイズのような響きに首を絞められるような感覚がなお斬新で素晴らしく感じます。
個人的な好みとしては他に、謎のテンポの中で早口に海賊と踊り子の会話を描く「THE PIRATE OF PENANCE」、そしてエンディングを飾る、決意に満ちたような力強さと流麗さを持った「CACTUS TREE」などが挙げられます。
例えようの無い不安に近い感情や悲しさを感じさせながらも、結果として何か揺るぎ無い自信を持ったような曲で締め括られるというスタイルは、MITCHELL 自身のそれまでの人生を表現するというこのアルバムのコンセプトとして、非常に美しい輝きを見せてくれます。

非常に観念的で曖昧なレビューとなってしまいましたが、このアルバムが持つ引力の一部だけでも感じ取ってくださる方がいれば幸いに思います。
私もこれから他のアルバムをしっかりと聴いていく事にしましょう。





            

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2012.01.09 (Mon)

TRESPASS

GENESIS

1970/CHARISMA


Genesis-Trespass---Pink-S-135015.jpg


なんかもう全体的に地味。
お馴染みGENESISの1st・・・・・・もとい、2ndです。

恐らくある程度プログレに足を突っ込んだ方であればご存知であるように、このGENESIS、イギリス5大バンドの最下位辺りに位置付けられちゃう事が妙に多いバンドですが、正式なデビューは1969年となっています。
そのデビュー・アルバム、その名も『FROM GENESIS TO REVELATION』は、まぁ時代を反映するかのような小気味良いポップ・ロックに仕上げられたものの、な~んかイマイチ感が拭えずに(※個人的見解が多く含まれております。)売り上げもサッパリ。結局DECCAレーベルにも見限られちゃったのですが、メンバー達は諦める事なく活動を継続。RARE BIRDの前座やら何やらを経てCHARISMAレーベルに拾われ、約1年半の後にこの2ndをリリースする事となったのです。

正直言いまして、1stについては何度聴いても愛着がわかないので今のところレビューは割愛させて頂きますが、ストリングスを盛大に取り込みながらポップに仕上げられた前作のその作風からの変化はまさに驚愕の一言に尽きます。そう、完全に「どうしてこうなった」状態です。
1曲目の「LOOKING FOR SOMEONE」の最初の最初っから既にその異質さは見えまくり。確かに60年代的ポップ・ロックのバラードのような流れを引っ張っているとも考えられるのですが、BANKSオルガン、ピアノのシンフォニックな主張を筆頭にプログレ的な仕掛けが至る所に見受けられ、「やっぱ別バンドなんじゃねーの?」としか言えない印象を受けます。それで、前作からどんな大きな変化があったのかと考えてみたら「ドラマーが変わりました(`・ω・´)<キリッ」なんて言うもんだから困ったもんですよね。やかましいわ
いや、まぁそれも大きな変化なのは事実ですが。このJONATHAN MAYHEW さん、この後に加入するPHIL COLLINS に比べて技巧云々よりも、とにかく手数が多くてパワフルな印象を受けます。BANKS のキーボードやらPHILLIPS のギターがどこまでも叙情的な空気を演出するのに対して、この元気なドラムが曲にロック然りとした"ノリ"というか、躍動感を与えてくれているような気がします。

前述の通り、このアルバムにてバンドを脱退するANTHONY PHILLIPS のギターもまた特筆すべきものではありますね。と言っておきながら、実は素人の私にはこれと言って特徴が掴めないのですが・・・・・・(・ω・`)
あえて言うなれば2曲目の「WHITE MOUNTAIN」が良い例でしょうか。
哀愁漂いまくりの透き通ったアコギの音色の美しさは、もしかすると後の名曲「SUPPER'S READY」のオープニングを凌ぐ程のものなのかも知れません。単純なフレーズなのに妙に耳に残るBANKS のオルガンが結構いい所を持っていってしまうのもまた事実なのですが・・・・・・。
まぁとにかく、ほとんどの曲に於いて流れるようなアコギの音が響き続けるというのはこのアルバムの大きな特徴と考えていいでしょう。そしてそのアコギ上に美しくもちょっぴり力強いキーボードが重なってこそGENESISの音楽性の基礎が確立されるワケです!
特にオルガンとピアノのテンションが最高潮に達する瞬間がたまらない「STAGNATION」などは必聴だと思います。

ところがどっこいラストの「THE KNIFE」はなんとも異質な曲。
後にもライヴでの人気曲となるのですが、とにかくこれまでのアルバムの物静かな雰囲気を踏み倒すかのようなオープニングは本当に強烈です。他の曲では失礼ながら驚くほど影の薄かったRUTHERFORD のベースは、もう若干音割れしちゃってるんではないかと思うほどに響き、MAYHEW は妙に重く響くスネアを鳴らしながらやたらシンバルに手を出しPHILLIPSエレキギターをギュインギュインと弾きまくります。BANKS のスタッカートの効いた(?)跳ねるようなフレーズもこの頃から健在。私はもはや一種の凶悪さを感じてしまいます。これは本当に素晴らしい超名曲です!

全体を通して考えてみれば、このアルバムでBANKS のキーボードの技術の基礎がほぼ完成されたというのがかなり大きなポイントであるような気がします。以降のどのアルバムにも劣らない躍動感と美しさを兼ね備えたオルガンとピアノの響きは、是非多くの方に聴いて頂きたいと思います(ただし、ある程度初期GENESISの別の作品を聴いてから触れるべきだとは思いますが)。
また、今回レビューを書くために全体を聴き直してみて感じた事が、このアルバムの全ての要素が後の名曲「SUPPER'S READY」に直結しているのではないかという事です。あくまで一個人の見解ですが、このアルバムを濃縮すれば「SUPPER'S READY」になるのかと思うと、また別の面白さが出てくるかと思います。

さて最後に、この時点で全く触れていない我らがアイドルPETER GABRIEL に関して書かせて頂きましょうか。
はい、ご想像の通り、彼はこの作品でも平常運転です!





           

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2011.10.30 (Sun)

ちょこっとコメントとかする場所 第2保管所

このコーナー、懲りずに続けます。

一つ目のログ(?)が50に達したので、こちらに移行することにしました。
前回と同じく、下に行くほど新しいものです。
カテゴリ欄の一番上のほうにあるタグから飛べますので、たまにでいいので、見てあげて下さい!

なお、このコーナーは、『Office Chipmunk』様の提供でお送りしております。



嘘です。



本編は続きにありますわよ

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