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2014.02.08 (Sat)

L'ARAIGNÉE-MAL

ATOLL

1975/EURODISC


1787526.jpg


おフランスですよ。
なんかどうやらユーロプログレ界隈ではド定番みたいな立ち位置らしいATOLLの2ndです。
ジャケットはまぁ・・・プログレっぽいですよね。

私自身はユーロプログレのガイド本で知っただけなのですが、どうやら『フランス聴くならまずこれ!』っていう人もいるくらいの、その筋では有名な作品らしいですね。だからと言って『ATOLLのファンです!』っていう人はあんまり見ない気がするのですが・・・。
ちなみに他所さんでは『フランスのYESみたいな肩書きが書いてあったりしますが、私はなんか納得できてません。っていうか、もうそういう昔のこじつけみたいな宣伝文句引っ張るのやめましょうよ(暴言)。

このアルバム、全体としてはヴァイオリン入りのシンフォ・プログレに、所々ジャズロック的な軽快さを組み合わせた感じとなっています。まぁ、つまり、気は優しくて力持ちって感じです(?)。
個人的に最大のポイントはキーボードです。細かい用語は残念ながらわかりませんが、メロディアスなパートでの厚みのあるシンセの音色は、ちょっと大袈裟なくらいに曲をドラマチックに盛り上げてくれます。どうやらこのバンド自体はギターのCHRISTIAN BÉYA さん主体らしいのですが、ギターは全体的に自己主張し過ぎない感じになっています。

そのキーボードの美しさを十二分に味わえるのがオープニングの「LE PHOTOGRAPHE EXORCISTE」です。
穏やかなキーボードの音色、滑らかなギター、語りかけるヴォーカルによって物語の世界に引き込まれるような不思議な感覚が付きまとい、徐々にそれが不安との境を行き来しながら狂気へと変貌していく・・・。なんかクサい表現ですけれども、実際こんな感じです。
この曲、最初はなんだか退屈だと思っていたのですが、むしろこれこそがATOLLのシンフォニックな面の醍醐味であり、なおかつこれに続く名曲「CAZOTTE NO.1」のプロローグ的な位置づけとして、重要な役割を持っていると感じられるようになりました。

そして上記の2曲目「CAZOTTE NO.1」は1曲目の『静』のATOLLに対する『動』のATOLLを代表する曲です。
疾走するオープニングに続いてキーボード、ギター、バイオリンのソロが順々に移り変わっていくジャズロックであり、もうなんというか・・・・・・カッコ良いのです!w
まぁ真っ当なジャズロックかと言われれば若干の疑問はあるのですが、遂に出番がやってきたと張り切るヴァイオリンや、最初のシンフォっぽさはどこへいったのかと心配になるような楽しそうなキーボード(キーボードが2人いた気も・・・。)など、それぞれのソロパートが派手ながらも聴きやすい感じで曲を盛り上げてくれます。
確かにこれ、言われてみればギターの感じも含めてMAHAVISHNU ORCHESTRAですね。

3曲目はジャズロックとはまた違った形でダイナミックに盛り上がる「LE VOLEUR D'EXTASE」
序盤は前述のゆったりとしたシンセに合わせて歌謡曲のように歌い上げる曲なのですが、なんか気づいたら「おっ!おっ!おっ!おっおっ!」なんて叫びながら馬鹿みたいにヴァイオリンが弾きまくるパートに移行してしまいます。
終盤は暴力的なドラムと疾走感溢れるギターソロ!それまではどちらかというと他の楽器を引き立たせる感じだったのに、ここに来てやることきちんとやっちゃう!憎いね!

アルバムB面は4パートに分かれたタイトル曲「L'ARAIGNÉE-MAL」。ここまで来れば若干お腹いっぱいな感じもしますが、A面で把握したバンドの魅力を再度余すことなく発揮する構成で、シンフォニックとなれば徹底的にドラマチックに盛り上げ、暴れるときは徹底的に、今度は若干ダークに重さを感じるくらいのパートも交えて暴れてくれます。
しかし聴けば聴くほどこのキーボーディスト、ストリングスのシンセからエレピだのびよんびよんのムーグだの、引き出しの多い驚くほど多芸な人ですね。恐ろしいです(複数人だったらごめんなさい)。

はい、こんな感じです。
1、2曲目は好きだけどそれ以外はあんまり聴かないかなぁ・・・と思っていましたが、これを書くために聴き直してみたらものすごい名盤でした。全体的に各楽器のソロが効果的に配置されていて、このバンドのスタイルさえ気に入ればほぼ中弛みもなく一気に聴けるアルバムだと思います。
ちょっと大袈裟過ぎると感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、ユーロプログレに手を出す際にはまず探してみて良いアルバムなのではないでしょうか?





  

テーマ : プログレ ジャンル : 音楽

タグ : プログレ Atoll アトール フランス ヴァイオリン キーボード 溢れ出るカリスマ



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