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2010.04.01 (Thu)

DIE MENSCH MASCHINE (THE MAN MACHINE)

KRAFTWERK

1978/KLING KLANG(?)


31NvTuG+CbL.jpg


ドイツのテクノポップ界の革命児(?)KRAFTWERKの言うなれば4th。
画像はドイツ語版の紙スリーブで、中のジャケは普通のやつです。

Die Mensch-Maschine - Front
↑中身。2009リマスター版はオリジナルと違って顔色が悪いですねw

私はテクノポップという物をロクに知りません。以前は、とにかく「ピコピコとやかましくて安っぽい音楽」だとしか認識していませんでした。
しかし、そんな状態で出会ってしまったのが、このアルバムに収録されている「DIE ROBOTER(THE ROBOTS)」なのです。
不気味でありながら妙に良いテンポで始まるこの曲は完全に中毒モノあらゆる音が脳に直接響いてくる感じです!強烈!

全くの素人ではありますが、恐らくこのアルバムはKRAFTWERK史上最も無機的なアルバムだと思います。そしてどんよりしてます。
その微妙に暗い、息の詰まりそうな感覚こそがこの作品の味だと思っています。これが最高傑作なのでは無いでしょうか?

最強のテクノポップ「DIE ROBOTER」「METROPOLIS」、後半からのスカイハイな感じ(何)がたまらない「NEONLICHT」など全曲素晴らしい出来。ヒット曲「DAS MODEL」がインパクト薄いという謎のラインナップw
「6曲、36分強」というタイトな構成もこの作品が美しい姿を安定して留める事が出来ている理由の1つだと思います。

とにかくこれまた音楽の新世界を教えてくれる歴史的名盤。体験必須!
ただしこのドイツ語版は3400円と暴力的!英語版でどうぞ!w

英語版のみですが、PVも不気味で素晴らしいんです!
是非一度見て下さい!→「THE ROBOTS(PV)」





            

            
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2010.05.08 (Sat)

TOUR DE FRANCE 03

KRAFTWERK

2003/EMI


tour_de_france_2003.jpg


爽快感があると見せかけて実は中々にもっさりとしたジャケットのKRAFTWERKミニアルバム
もちろん2003年作です。

元々KRAFTWERKの最初のツール・ド・フランス関連作品は1983年「TOUR DE FRANCE」というシングルでした。
まだ手にしていないのが非常に残念な作品なのですが、それはそれは古臭くって、でも当時のKRAFTWERKらしい楽しい作品です。自転車が大好きなRALF HUTTER が独断で作ったとかそうでないとか(何
そして2003年。ツール・ド・フランスが100周年を迎えた記念すべき年に、「これはやるっきゃない」と思ったのか運営陣から依頼されたのかは知りませんが、ウン年振りに新しい曲を作る事にしたのです。

で、これがその先行ミニアルバム(の、はず)です。
内容はアルバム「TOUR DE FRANCE SOUNDTRACKS」の2、3、4曲目の若干別バージョン(の、はず)に加えて「LONG DISTANCE VERSION 2」が入ったものです。

簡単に言えば「格好良い」の一言です!
全体を支配するのが疾走感爽快感。ズンズンと鳴り響く(そんな重たいモンでもないか)4拍子のリズムにハイハット的な軽いパーカッションの軽やかなテンポ、そして浮遊感にも似た感覚を味わえるサウンドが走り抜けていきます。
相変わらずなモゾモゾボイスも健在。「てれびしぉーん」やら「とぅーるどふらぁーす」やら言うてますわ。
似通っていながらも明らかに違うテイストの3曲が一気にメドレーの形で演奏されているのですが、約10分間を飽きることも無く聴かせてくれます。
ものすごく大雑把に分類すれば、「VERSION 1」はちょっと怪しげ。「COMPUTERWELT」っぽいフレーズが入ってたりします。
続く「VERSION 2」は完全に爽やかモード全開。なのにどことなく漂う緊張感があるっていうのは素晴らしいです。
最後の「VERSION 3」1より更に怪しい感じになってます。勝手な妄想をすれば「終盤の駆け引き」みたいなシーンですかね?

やっぱり「VERSION 2(SOUNDTRACKSではETAPE 2)」が1番好みかしら~?「RONG DISTANCE VERSION」もあるくらいですしね。
この「RONG~」は、名前通り(?)のロングバージョンです。気付いたら7分半過ぎているという魔術w

80年代的でも「THE MIX」的でもない独特の空気を持った作品なので、どんな人のお気に召すかもよく解りませんねぇ・・・・・・。
個人的には結構良作だと思っています。



気付いたらたかが4曲のミニアルバムにめっちゃ書いてたw





          

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2010.05.29 (Sat)

DER KATALOG (THE CATALOGUE)

KRAFTWERK

2009/KLING KLANG


Spaceman_Kraftwerk-Der-Katalog-484013.jpg


ドイツのテクノじじい集団KRAFTWERKを愛する人間の為のBOXセット。
解る人間にしか解らせる気の無いジャケットがまた愛らしいですね!

何を思い立ったのか、RALF 君は2009年に過去のアルバムを纏めたBOXを作ることに決めちゃったんですね。
実はかなり前(数年前のはず)からあった計画なのだそうですが、そこはやはり天下のKRAFTWERK抜かりありまくりで頓挫しまくったのでしょうw
まぁ、なんとか発売に漕ぎつけただけでも有難い話です。


51uNnqPFJzL__SS400_.jpg


↑BOX内容。ディスクは全て2重紙ジャケット(実際に見ればどういう意味かは解ります)です。
 更に各ディスクのブックレットがBOXのサイズで付いているという素晴らしい仕様!


DISC 1:『AUTOBAHN』
DISC 2:『RADIO-AKTIVITAT』
DISC 3:『TRANS-EUROPA EXPRESS』
DISC 4:『DIE MENSCH MASCHINE』
DISC 5:『COMPUTERWELT』
DISC 6:『TECHNO POP』
DISC 7:『THE MIX』
DISC 8:『TOUR DE FRANCE SOUNDTRACKS』



これは名前通りドイツ語版ですね。
もちろんRALF 君が完全にシカトしている最初期3作は未収録です。
実は「DIE MENSCH MASCHINE」しか持っていなかったのですが、気になっていたアーティストなだけに、これはいい機会と買う事にしました。
2010年5月28日、AMAZONでこのドイツ語版のみ約10000円
8枚入りなので1枚に換算すれば1250円!これは買いでしょう!

内容は個別にレビュー書かせて頂きます。
いや、よく考えてみてください!意外に安いですから!





            

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2010.06.24 (Thu)

EXPO2000

KRAFTWERK

2000/KLING KLANG


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↑これがUK、日本版などのジャケット。
↓こっちはドイツオリジナル版です。


Kraftwerk - 1999 - Expo2000 - Front


最近この方々のレビューが増えてしまってる気がします。KRAFTWERKのシングルですよ~。
ほら、この正気を疑いたくなるジャケット(日本版)、素晴らしいじゃないですか(マテ

タイトルは「EXPO2000」。万博2000?
そう、これは2000年の、ドイツのハノーヴァー万博のテーマソングなのです。つまりドイツの万博開催サイドの人間がRALF 君に「世界に向けて博覧会するんでなんか1曲作ってください」って依頼を・・・・・・

正気ですか?

と、言わざるを得ませんねw
だって、この前に作った作品が(「THE MIX」を除けば)「ぼーいん、ぼん、ちゃっく☆」な集団ですよ?ドイツ人は彼らに如何なる期待を注いでいたのか・・・・・・。

で、とにかく出来上がった作品を収録したのがこのシングルです。
収録曲は「EXPO2000」「RADIO MIX(通常)」に加えて、「KLING KLANG MIX 2000」「2002」「2001」の計4曲です。2000年の作品なのに2001やら2002やらとはこれ如何に、っていう感じですし曲の並びも一筋縄には行きませんが、本当によく解らないのでここはスルーで。
肝心の曲は、すんご~くゆっくりとしたリズム(パーカッションはもちろんテケテケ言うてますが)に後の「TOUR DE FRANCE」を思わせるほわ~んとしたサウンドが流れて、「EXPO - 2000」やら「MAN - NATURE - TECHNOLOGY」、「THE - 21ST - CENTURY」、「PLANET - OF - VISION」というロボなお声が延々聴こえて来るという仕上がりです。ドイツ語と英語が混在してますね(他の言語もあります?)。

「MIX 2000」は何が違うのかよく解りません。長いだけ?
なんか最後の最後に「えきすぽ - に・せん」とか言うてます。認知度の割と高い国の言語をちょっとだけ盛り込んで喜ばせる、これが神の戦法です。卑怯極まり無いですが、確かに嬉しいのでスルー(ぇ
で、大事なのが「2002」です。これだけは全ッ然違います。デーデレッデッデッデッデーデレとかいう物凄く格好良いベース音が加わって、オリジナルのまったり感を払拭した素晴らしい変貌を遂げています。ぶっちゃけこの曲目当てだけで良いかも知れませんね(゚∀゚)
「2001」は、それはもうまったりの極みなミックスです。テケテケパーカッションが無いので完全な浮遊状態。これは眠いw

この「EXPO2000」、あまりにも限定的なタイトルなので後に「PLANET DER VISIONEN(PLANET OF VISION)」と改題されて、内容も様々なバージョンのいいとこ取りをして復活するのですが、それを先に聴いてしまったのでどうにもオリジナルがゆったりし過ぎて辛いですね・・・・・・(・ω・`)
まぁ、だからってダメな作品では無いのですが。
少なくともテンポの良い「2002」は良作なので、一度聴いてみてあげてください。





           

          

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2010.07.01 (Thu)

AUTOBAHN

KRAFTWERK

1994/PHILIPS


kraftwerk_autobahn_300.jpg


さて、ついにこの伝説の作品について書く時が。KRAFTWERKの4th、RALF 君曰く1stです。
正直言って上手にレビュー出来る気が全くしないw
ちなみにこのジャケットは2009年リマスター版のカバー。
↓中身はいつものイラストです。


41FFG1ATWAL.jpg


簡単に言ってしまえば、「テクノポップ界の神としてのKRAFTWERKの1st」ですね。電子音と音楽の融合が成功した記念すべき作品なのです。
何せこれまでも、そして未来永劫(いや、RALF 君が天に召されたらあり得るか?)CD化はされないであろう初期3作品ではスーパー難解実験音楽を作ってきたらしい(聴いてないから知りません)RALF 君とFLORIAN 君ですが、ついに4作目にして悟ったのが「ポップなのが売れるワケ?」という今更っぽさ滲み出まくりの理論でした。

で、出来上がったのがこれ。
「AUTOBAHN」。誰もが知る(はず)の無法地帯ですね(マテ
車のエンジン音から始まり、何とも気味の悪い「あ"~うと~ば~ん」というヴォコーダーボイスが徐々にテンションを上げながら繰り返され、一瞬の静寂の後にあの妙に頭の中でうねるベース音がゆっくりと響き始めます。
そこからはもう実にまったりとしたドライビング日和なムード。
シンセが軽快に鳴り響き、以後もその独善的な歌声を披露し続けるRALF 君の「WIR FAHR'N FAHR'N FAHR'N AUF DER AUTOBAHN♪」なる楽しそうなお声が聴こえてきます。
実はこの曲、メンバーが「あの」4人ではない時期なので、趣向も結構違います(裏ジャケット見たら「誰やねん!」ってなりますw)。ギターが聴けますからね!恐らくRALF 君です。FLORIAN も以前からの十八番であるフルートを披露。この時期はあくまでも従来の音楽にシンセを混ぜ合わせる方針だったんですね。

あと特筆すべき事といえばあれですかね、ドップラータイム(何
シンセを用いてアウトバーンを走る車の音を一生懸命再現しています。「ぶ~~~~~~ぅぅぅん→」って感じです。こういう遊び心もこの作品を世に広めた原因ですよね。きっと。
そんなこんなでこのタイトル曲は5つほどのパートを経て22分半延々と演奏されるのでした。
正にプログレの時代ですね。作風はポップですが、ジャンルとしてはまだプログレ的な要素が勝っている気はします。

後の後半の4曲は・・・・・・、別にどーでもいいです(ぇ
まぁ「KOMETENMELODIE 2」辺りは良いかも知れませんが、その他は至って凡庸(?)なインスト。「AUTOBAHN」のインパクトが強すぎるだけに、イマイチ何をしたいのかよく解らない感じです。
「KRAFTWERKを小馬鹿にしながら愛でるサイト」でも「おまけ」って言われてましたからねぇ・・・・・・。

はい!終わり!KRAFTWERKを知りたい方は聴く義務があります!それ以外の方には別にお勧めはしません!
他のアルバムの方が取っ付きやすいです!w



↓おまけ。裏ジャケ。ラル&フロの最ッ悪な(いろいろ最高ですが)表情に注目!w

DSCN9501.jpg





           

            

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2010.07.20 (Tue)

RADIO-AKTIVITAT (RADIO-ACTIVITY)

KRAFTWERK

1975/CAPITOL


kraftwerk_radioactivity_300.jpg


リマスター時にいかにもヤバそうなジャケットになったKRAFTWERKの・・・・・・もう2ndでいいや(ぇ
プロデュースがCONNY PLANK からラルフロに変わっています。
↓オリジナルジャケットはラジオです。


getmediaCAJCXX5M.jpg


タイトルこそがこのアルバムの要。邦題は「放射能」なんですが、英語で放射能は『RADIOACTIVITY』、このタイトルは『RADIO-ACTIVITY』。日本語に訳せば『ラジオ☆活動』って感じですね。
この「タイトルに2通りの意味が含まれてるんだ!すごくね?すごくね!?」という、してやったり感漂う小細工こそがこのアルバムを変な方向に持っていってしまうのですが・・・・・・w

内容はタイトルが示す通り、ラジオをモチーフにした曲に分けられています。
しかもこの作品は一応ドイツ語と英語の区別は無し。2つの言語が入り混じっています。

何たって素晴らしいのはタイトル曲「RADIO-AKTIVITAT」!
再生してすぐの「GEIGERZAHLER」は単純にトン、トンという音が徐々に間隔を短くしながら鳴るだけ。そしてそのトントン音はいつしか一定のリズムを刻み始め、コーラスを思わせるロングトーンに導かれて曲が始まります。
暗い。実に暗いです。
ベース音が暗い。ドラムが暗い。コーラス(っぽいシンセ)が暗い。
深刻で、神秘的で陰のある世界が広がるのです。
モールス信号が鳴り、まぁいつも通りのクオリティRALF の歌声が切なく響く様子は中々にすごいインパクト。この曲は間違い無くアルバムのハイライトです。名曲!

でもそっからはな~んかごちゃごちゃ(・ω・`)
「RADIOLAND」でゆったりしてから、謎のテンションの上がり様で「ATHERWELLEN」に移行。いや、確かに「NEONLICHT」的な軽快な曲調で良いことには良いのですが、何故かノリ切れない・・・・・・。
その後3曲ほどよくわからないSEの組み合わせの様なトラックが続き、大問題曲「ANTENNE」へ。
いや、いーのよ?(何
強制労働パーカッションも良い感じですし、ベースの重さもSEのうねりも素敵でタイトル曲に続く良曲だとは思いますが、やっぱりジャイアンがなぁ・・・・・・w
良い曲だけどひでぇw

そこから続くのもまた何がしたいのかよく解らないトラックの連続。「OHM,SWEET OHM」も最後にしてはやんわりし過ぎてイマイチ。
要するに変に2面性を提示したせいで妙にまとまりの無いどっちつかずな仕上がりになってしまった、という感じです。
いや、恐らくプログレの時代なだけに流行を反映したりした結果がこれなんだとは思いますが、難解に仕上げてしまうのは彼ら的にNG。
核モチーフの曲の沈み込む感じはかなり良いだけに、かなりもったいない作品です。実際RALF 君もコンセプトやメッセージ性の曖昧さに気付いてか、「THE MIX」「RADIO-AKTIVITAT」の歌詞を思いっ切り原子力批判にしてますしね。

結論:タイトル曲はまさしく神がかり。他は別に。



「RADIO-ACTIVITAT」のPV別バージョン「DIE MENSCH MASCHINE」製作後だからフロりんの「人間やめた感」がハンパ無いw





           

            

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2010.09.19 (Sun)

TRANS-EUROPA EXPRESS

KRAFTWERK

1977/KLING KLANG


0010ba87_medium.jpg


さて、テクノ界の神様だとかそうでないとかややこしいKRAFTWERKの6th、もとい3rdです。
立ち位置は際どいけれども超重要策です!
もはやお馴染みながら↑は2009年リマスター版の新ジャケです。
↓オリジナルは妙に笑える4人のお顔。フロりん!目がヤバイ!目がヤバイ!w


253Kraftwerk20-20Trans-Europe20Express.jpg


細かい話ですが、↑は英語版のジャケです。そう、この作品から英語、独語の2バージョンが存在するのです。
(めっちゃ細かい話をすれば、リマスターの内ジャケは写真が左右逆です。)
↓ちなみにオリジナル独語版はこれまた笑えるこちら。こっちみんなw


kraftwerkli8.jpg


さて、どこが「超重要」な作品なのか。
それはこのアルバムが「テクノポップの方法論の確立」に一役買っているからです。
そりゃジャーマン・プログレの大混乱の中から生まれた(と、私は信じてます)テクノの元祖がKRAFTWERKだと断言はしませんが、『AUTOBAHN』で電子音楽にポップさを取り入れて新たな方向性を示し、結果的にこのアルバムで(もちろんモロに花開くのは次作『DIE MENSCH MASCHINE』ですが)土台を築きあげたという功績は非常に大きいものです。

タイトルは『TRANS-EUROPA EXPRESS』。邦題は『ヨーロッパ特急』
その名の通りヨーロッパを走った列車をモチーフにしたアルバムです。
アルバムの最初もなんだか「本日はヨーロッパ特急を御利用頂き、真に有難う御座います。」 みたいなアナウンスの聴こえてきそうな感じです。ええ、勝手な妄想ですがw
そこから2曲は若干コンセプトからは外れている思われる歌モノです。「SCHAUFENSTERPUPPEN」はまさにKRAFTWERK陰気ポップ。そーんなに良いとも思わないけどなーんか気になるポイント満載!なんやそら!

んで、何より私が愛し、KRAFTWERKの1つの完成形とも言えるのがタイトル曲「TRANS-EUROPA EXPRESS」から始まる連続した3曲です。
前の曲が終わると、いきなり始まるのが「タッタカタ、タッタカタ、」というまさに鉄道を思い起こさせる不思議なリズム。はい、こっから13分ほどこいつと仲良く過ごすことになりますw
ドラムの音も加わって、いよいよTEEは出発します。荘厳なシンセの響き(メロトロン的な音ですね)がオープニングを豪華に飾ります。
そしてどこまでも気味の悪い「TRANS-EUROPA EXPRESS」というヴォコーダーの音がスタート。出発はあんなに豪華だったのに道中はもう沈み込まんばかりの重苦しい空気。前途多難ですよ、この旅w
しかし何度聴いても思いますが、この曲のメインのリズムは魔法としか思えません。なんとも音の要素の少ない地味な曲が、これほどにも「生きた音楽」となるのはまさに奇跡です!

あれこれと不思議なボーカルを経て、曲は止まることなく「METALL AUF METALL」に突入。少しの間パーカッションのみが響き、トンネルを抜けると(「?」と思った方、是非聴いてください。実際トンネル抜けますから)今度は何やらやかましい金属の衝突音が響き渡ります。「ドンッ、カンカン、ドンドンッ」という重たい音がメインのリズムに乗るだけ。音階的な要素は一切無し!
しかしこの超絶不思議空間こそがこの曲のハイライトだと信じています。完全に異世界に飛ばされたような感覚、なのに明らかに列車に乗っているという感触だけはしっかりと生きている。もう最高!
そして組曲最後の「ABZUG」では最初のシンセのフレーズが復活。畳み掛けるような「TRANS~」のヴォコーダー(&生ボーカル)の連発でいよいよTEEは目的地に到着、ブレーキの音を響かせて曲は終わりを告げます。
なんか3曲の大まかな流れを全部書いてしまいましたが、それぐらい大好きです、この曲。まさに魔法の洗脳リズム。一聴の価値アリです!

で、アルバムもいよいよクライマックス。オープニングと非常に似た曲ながら、明らかに夕焼け空のような「一日の終わり」を思わせる音楽が響きます。ここでもやっぱり脳内では「本日はTEEを御利用頂き、真に有難う御座いました。」みたいなアナウンs(ry

確かに「人に聴いてもらって気に入られる自信の無いアルバムランキング」の上位に位置してはいますが、私にとっては素晴らしい1枚!
皆様も是非TEEの魔法のリズムに乗せられてみてください!!!





            

            

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2011.01.22 (Sat)

COMPUTERWELT (COMPUTER WORLD)

KRAFTWERK

1981/EMI


376991_1_f.jpg


相変わらず古臭くってもっさいジャケットのKRAFTWERKの5thです。
ジャケットは2009年リマスターでも何故か変更無しです。
大体の方がこれか『DIE MENSCH MASCHINE』のどちらかを最高傑作として挙げますね。(私は『MASCHINE』派です(・ω・´))

1stの『AUTOBAHN』(RALF 君がそう決め付けてるんだからしょーがない)から徐々にプログレ的ごちゃごちゃ要素を排除し、親しみ易くもどこか一筋縄に行かない作風を『DIE MENSCH MASCHINE』で確立させたKRAFTWERKの皆様ですが、続くこの作品ではもう少し大衆的(?)で明るい作風に挑戦。
テーマはタイトルそのまま、ジャケットそのままの「コンピューター」です。1981年というとコンピューターという存在そのものが徐々に世界に広まっていった頃(Wikipediaで調べたら大体そんな感じでした!)であり、恐らくは一般的に不思議な先端技術の産物という認知が広まっていたのでしょう。そんな「不思議な存在への興味・期待・疑問」といった感覚を彼らなりの独断と偏見によって音楽化したのがこのアルバムです。きっと。

もはや完全にお手の物となった独特のリズム・セクションやヴォコーダーといったテクノ・ポップの技法はそのままに、幾分か軽快でスピード感を持ったタイトル曲「COMPUTERWELT」によってアルバムはスタート。
いや、軽快とか言ってもやっぱりそこはKRAFTWERK流のテンションに支配されており、全体的な空気感はやっぱり暗くって地味です。しかし、今までとは明らかに異なる躍動感のあるベースラインというか・・・・・・、まぁ何かが違うのです(ぇ
その「違い」が如実に表れる曲こそが伝説の人気曲「TASCHENRECHNER」です。邦題、というか日本語バージョンは「電卓」
これはもう・・・・・・、聴いてくださいとしか言い様が無いですね。当時の彼らが必死で捻り出したポップ・フィーリングを基軸に、様々な変な楽器によって構成されて出来上がったこの何とも起伏に欠ける曲は他の何者にもマネできない味わいを持っています。
是非ライヴ映像も見て頂きたい傑作です。せめてこの曲だけでも知っておいて下さいね!

で、せっかくのポップ・フィーリングを見せ付けておきながら次に飛び出しちゃうのが「NUMMERN」です。
英語で「NUMBERS」異次元に投げ込まれたかのようなブッ飛んだリズムにあわせて、ヴォコーダーで世界各国の言語で数字を数えまくるだけというこれまたブッ飛んだ発想によって構成されている曲ですが、なんとこれが現在でもライヴで愛され続ける人気曲となってしまったのです。
そりゃもうヴォコーダーちゃんが「いち、にぃ、さん、しぃー」言うた日にゃあ会場も大盛り上がりですよ、奥さん。

私の中でこのアルバムが『MASCHINE』を抜けない理由でもあるのですが、このアルバム、後半になって妙にさっぱりとした雰囲気になっちゃうのです。
このアルバムを御存知の方は「どこがさっぱりしとんの?(・ω・`)」とお思いになるかも知れませんが、「COMPUTERLIEBE」に代表されるようにな~んかユルくなっちゃってインパクトに欠けるんですよね。(恐らくRALF 君が長々と歌う曲が嫌いなだけなのはナイショw)

でもラストはやっぱりダークな「IT'S MORE FUN TO COMPUTE」でシメる辺りが素敵。タイトルに反してコンピュータに対する警戒心とかをイメージしたような曲風で、毒のあるシンセサウンドに地獄の底から響くようなヴォコーダーが響く。なのにポップ。これぞKRAFTWERKって感じで良いですね。

最先端の技術を用いて音楽を作り上げるKRAFTWERKにとって格好のコンセプトであるコンピューターを取り上げたこのアルバム、確かに代表作という言葉が相応しい名作です。
暗くて明るい不思議テクノの世界へいらっしゃいませ!



「POCKET CALCULATOR(LIVE 1981)」
↑フロりんの操る電卓とカール君のスタイロフォンに感動!なんじゃあれ!

「DENTAKU」
↑日本語バージョン。海外のライヴでも演奏されます(ぇ





            

            

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2011.07.04 (Mon)

ELECTRIC CAFE

KRAFTWERK

1986/EMI(?)


090423.jpg


でーん。もう完全にジャケットからしてイっちゃってるKRAFTWERKの6thです。
PVを見たことがあるから、ってのもありますが、内容を実に的確に表現した素晴らしいジャケットだと思ってます。
↑はオリジナルのジャケットです。
2009年リマスターの際にタイトルが『TECHNO POP』に変更され、内容にも変更があるのですが、色々あるのでそちらは最後の追記にて書かせて頂きます。
↓こちらが2009年リマスターのジャケットです。もちろんタイトルが変わっただけ。


technopop.jpg


KRAFTWERK小馬鹿にしながらも愛し続けているファンの皆様の中には、ご存知の方はたくさんいらっしゃるでしょうが、このアルバムは紆余曲折を経まくって生まれた作品です。
事の発端は1983年。「ただの自転車好き」として有名な「KRAFTWERKのジャイアン」ことRALF HUTTER 君が、なんやよーわからんけどもとにかく自転車で思いっきり事故って、頭蓋骨骨折。生死の狭間を彷徨うこととなります。
なんつーか・・・・・・、裏切らん人ですね(ぇ

前作『COMPUTERWELT』から事故までの間に製作されたシングルは「TOUR DE FRANCE」のみ(こんな名前の曲を作ってから自転車事故で瀕死とか、その次点でもう笑い話なのですがw)。とりあえずシングルはリリースし、手元にはある程度のデモ曲があるものの、我侭なリーダー不在ではどうしようもないという最悪の状態に陥ります。
で、いざRALF 君が目覚めてみればもはや完全に浦島太郎状態。先進性が売りのテクノ・ポップに於いて1年の遅れはまさに致命的。事故前のデモ曲やらをまとめて『TECHNO POP』というアルバムをカタチにしてはみたものの、RALF 君は「やっぱ気に入らんね。ボツ。」と、一番状況を引っ掻き回した自分の責任丸投げでアルバムの作り直しを始める事を決定したのです。

で、延びに延びまくった1986年にやっとこさリリースされたのが本作、『ELECTRIC CAFE』です。
前置きが非常に長くなりましたが、とにかくグダグダでゴチャゴチャという、いかにもKRAFTWERKなコンディションで製作されたってワケですね。うん、納得!

さて、そんなどえらい製作裏話にもかかわらず、この作品は未だに素晴らしい輝きを放っています。その象徴こそが『TEE』以来のアナログ片面をフル活用したメドレー形式の曲です!
再生すればいきなり響く「ぼーいん、ぼん、ちゃっく☆」という、人間には到底理解できない魔法の言葉。このオープニング・ナンバー「BOING BOOM TSCHAK」のフレーズをベースに、メドレーはひたすら続いていきます。はっきり言って音の構成要素は極めて少ないです。パーカッションとヴォコーダー、あとはブリッジ的部分に用いられるシンプルなフレーズのシンセのみ。
しかし、これが驚くほどに良い!テクノの大御所というような貫禄というか卓越したセンスによって、無駄が無いにもかかわらず確実なグルーヴ感が得られる仕上がりとなっています!
続く「TECHNO POP」では、『TEE』「METALL AUF METALL」を思い起こさせるような金属質のパーカッションストリングス調のシンセが見事にマッチ。ものすごく概念的な酷いお言葉で表現させて頂くならば「音楽製造工場」、とでもいった感じです(意味不明)。
そして曲は一旦途切れて、最後の「MUSIQUE NON-STOP」に突入。これがもうまさに組曲の総決算!ハウスっぽい(ロクに知りません。ごめんなさい。)リズムにヴォコーダーの応酬。グルーヴは頂点に達します!ハウスの技法は次作『THE MIX』で花開くのですが、この次点で既にその基盤は仕上がっていたのだと実感させられます。ライヴのクライマックスでもお馴染みのナンバー、これは必聴です!

アナログB面に移ると、一気に垢抜けたさっぱりとしたポップな曲に変化します。これがこのアルバムの評価を二分する大きな要因ですね。
なんとKARL 君がヴォーカルを担当するという異色の(と、言っても個人的にはRALF と聴き間違う程の似た声ですが。)「DER TELEFON-ANRUF」では、その名の通り電話にまつわる様々なSE(?)が飛び出し、「SEX OBJEKT」では悲壮的で重厚なストリングス風シンセに加えてギターやらベースまで飛び出すという、この時期の彼らにしてはかなりのドッキリ仕様。で、最後はな~んか印象の薄いタイトル曲「ELECTRIC CAFE」でやんわりと幕を閉じます。

とにかく前半のメドレーは、もう泣く子も黙る文句無しの超絶名曲揃いなのですが、後半のポップな曲が人によっては妙にショボくて退屈に感じられる可能性があります。
ファンとしての愛情の心で聴いていればすんなりと馴染めるのですが、やっぱりここが評価の分かれ目ですね。
まぁ何にせよ、オリジナルのKRAFTWERK終着地点としては十二分の仕上がりを見せてくれる名盤であると思っています。

でもね、次でえらい事になるのよ。マジで・・・・・・。



↓そこそこに重要だったり重要じゃなかったりする長ったらしい追記ありです。





            

            

テーマ : テクノポップ ジャンル : 音楽

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