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2010.03.25 (Thu)

IN THE LAND OF GREY AND PINK

CARAVAN

1971/DERAM


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カンタベリー系のプログレの中ではかなり取っ付き易いCARAVANの3rd。
このバンドの代表作だとかそうでないとか。

まだプログレなんてKING CRIMSONぐらいしか知らなかった頃に適当に調べて買ってみたところ、妙に間の抜けた音楽に聴こえてしまって落胆していた1枚です。

すみません。私が間違っていましたw
ポップな親しみやすさを持ちながらも、最大のポイントである独特のギターサウンドをしっかり聴ける良い作品です。キーボードも心地良いなぁ・・・・・・。
そしてまた良い味を出しているのがRICHARD SINCLAIR のボーカルです。なにが凄いかとかは言葉に出来ませんが、とにかく素敵。男前!(何

疾走感溢れる「WINTER WINE」はジャズ・ロックの素晴らしいサンプルな気がします。格好良い。そして大作「NINE FEET UNDERGROUND」も意外に聴きやすくて楽しいです。
その他ポップな曲は可愛い(?)仕上がりです。プログレ入門にもかなり向いてる気がします。

ただPYE HASTINGS さんのボーカルは・・・・・・(・ω・`)





           
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2010.03.29 (Mon)

MOONMADNESS

CAMEL

1976/DECCA


camel-moonmadness.jpg


少し深い目にUKプログレを知ろうとしたらすぐに名前が出てくるCAMELの4th。
ちょっとミュシャ風のジャケットが美しい作品です。

「とりあえず知らないバンドは一番売れたアルバムから」ということで買ってみた1枚なんですが・・・・・・、

微妙・・・・・・(・ω・`)

キーボードのサウンドがものすごく目立っていたり、脳内に響き渡るようなギターなど色々聴き所はある気はするんですが、なぜか全体を通して超えられない壁の前にいるかのようなモヤモヤ感が付き纏います(何
何故か好みに合わない・・・・・・。微妙な古臭さかしら?

基本的に音質(?)は全盛期YESのような感じで、曲風は独特です。時にはロックテイスト、時にはピアノの音の響き渡る寂しい曲など様々な曲が聴けます。
いちばん良い曲だと思ったのは「ANOTHER NIGHT」です。重く響くリズムが結構聞きやすいです。

売れてるんだからゴミじゃ無いですよ!私がおかしいだけです!(必死w





           

          

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2010.03.29 (Mon)

SECOND ALBUM

CURVED AIR

1971/WARNER BROTHERS


Curved_Air_-_Second_Album_(Front).jpg


ディスクガイドで知ったバンド、CURVED AIRの名前通りの2nd。
ジャケットはすっごいんです(CDですが、再現済み)。実物見ないと解りませんが、すっごいんです。

ヴァイオリン、当時の最新(?)シンセ、女性ボーカルを売りにした不思議バンドなんですが、確かに位置付けも際どいですねw
この音楽は他のアーティストでは聴けません。
ヴァイオリンの使い方が、KING CRIMSONなんかと比較するとかなり伸びやかな印象がありますね。でも落ち着きのある曲ばっかりなのかと言われたらそれも間違いなのです。
その原因であるMONKMAN のキーボードのやんちゃ具合と言ったらw
「YOUNG MOTHER」の序盤の音なんてもはや新しいおもちゃをもらった子供みたいな感じで面白いです(ぇ

もはや私にとっては「味」と言える域に達してしまったのですが、KRISTINA の歌声は絶賛レベルとかいうものではありません。ガイドには「素人くさい」とも(ぇ
そんなこんなで若干のB級っぽさがあったりもします。何と言うか、絶妙な安っぽさというか・・・・・・w

でも普通に結構頭に入る曲がいっぱいなのが面白い所です。
後半の「EVERDANCE」「BRIGHT SUMER'S DAY '68」「PIECE OF MIND」なんか凄く楽しくて良い感じですね。
小粒な曲がほとんどでさっぱりしたアルバムです。



YOUTUBE音源ゼロ!w





           

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2010.03.30 (Tue)

KING CRIMSON SONGBOOK VOLUME 2

CRIMSION JAZZ TRIO

2009/INNER KNOT


Crimjazzv2.jpg


KING CRIMSON「ISLAND」期のドラム、IAN WALLACE がお友達と立ち上げたジャズ・トリオの2nd。
なんと今作にはゲストとしてMEL COLLINS が参加しています。

なんだかんだ言って、かの名アレンジ「21ST CENTURY~」の入っている1作目を持っていないのですが、とにかくこのバンドの面白みはKING CRIMSONの過去の曲をジャズアレンジで聴かせてくれる所です。
ピアノ、ベース(エレキ)、ドラムというシンプルな構成で、初期から現行期まで(←ここ重要!)の曲を見事に聴かせてくれます。ゲスト参加のMEL COLLINSサックスがまた格好良いんですわ!

1.THE COURT OF THE CRIMSON KING
2.PICTURES OF A CITY
3.ONE TIME
4.FRAME BY FRAME
5.INNER GARDEN
6.HEARTBEAT

↓-ISLANDS SUITE-↓
7.PRESS GANG
8.ZERO DARK THIRTY
9.FORMENTERA LADY
10.SAILOR'S TALE
11.THE PLANK

-------------------
12.LAMENT

やっぱり昔のメンバーが80年以降の曲を演奏するっていうのは面白いです。「FRAME BY FRAME」なんてすごいアレンジで良い仕上がりです。
あと「INNER GARDEN」だけボーカル曲です。こっちの方が好きかもw

まぁ、どーせ普通のジャズとして楽しむことは出来ない気のするアルバムです。多分クリムゾン信者向け。
逆に言えば、クリムゾン好きには「ニヤッ」とできるような曲が満載なので、充分に楽しめるとは思います。


「FRAME BY FRAME」。素晴らしい演奏です!







           

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2010.04.02 (Fri)

FIRST UTTERANCE

COMUS

1971/DAWN


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明らかにヤバそうなイラストが印象的なCOMUSの1st。知る人ぞ知る名盤、みたいな感じですかね。ディスクガイドで見つけました。
ジャンル分けするならば「アシッド・フォーク・ロック」とかに分類されるそうです。

一番最初に断っておきますが、この作品の音楽というものを正確に言葉で表現することはほぼ不可能です

一応はフォークな訳ですからアコースティック・ギターやらウッド・ベースやらヴァイオリンやらを用いているのですが、これもはやは単なるフォークではなくなっています。フォークですら無い気も
流れてくる全ての音が異次元の物の様で、ある時は呪いの音楽の様に、ある時は情熱的に、ある時は儚げに、一つ一つの曲を作り上げて行くのです。
そしてその不思議な世界を作るもう一つの重大な要素が男女2人のヴォーカルです。男性は口にパッサパサのフランスパンでも含んだような不思議なガラガラ声。女声は心ここにあらず、みたいなフワフワとした危険な声。この2人の歌声がさらに音楽の迷宮を深く深く構成しているのです。

初めて聴いたときには「馬鹿みたい!」と言いながら面白がっていたのですが、今となっては完全に真剣になって聴き入れる愛聴盤となっています。
最初のインパクトの強さで言えば「DIANA」「SONG TO COMUS」。そして真剣に聴き入るようになってどんどん魅力を感じるようになってきたのが「DRIP DRIP」です。
「DRIP DRIP」の奥深くにある力強さが大好きで、何度でも聴きたくなってしまいます!

CD化の際のボーナストラックに、独特の良さが失われちゃった感じの印象の薄い曲があったりしますが、そんな事を考える必要も無く歴史に残る名盤です!
これを好きになる人も少ない気がしますが、「こんな音楽がこの世に存在するんだ」という事実を知るためにも、是非とも全人類に一度は聴いて貰いたい1枚です!





           

          

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2010.08.01 (Sun)

CRESSIDA

CRESSIDA

1970/VERTIGO


cressida.jpg


なんだこれは。よく解らないジャケットのCRESSIDAの1st。
実にコメントし辛いジャケで損してますが、そこそこ良盤ですよ。

もちろんこんなマイナー盤(一応その筋では有名なのかしら?特に2nd?)、ディスクガイドで知ったものです。2ndとのセット版を購入。
分類上はジャズロック寄りのプログレだとか。
とりあえず最初に聴いて思った事がRICHARD SINCLAIR ?」なんですが、落ち着いて聴けば違いますね。ごめんなさい。

中身はあれです、オルガンです(ぇ
あの曲でもこの曲でもオルガンが大活躍。バカテクを披露するワケでは無いのですが、妙に耳に心地良い和音が洪水のように流れてきます。
結構裏方に回る場面も多いのですが、やっぱり名演。
ソロではやはりバカテクとは言い難いものの(いや、結構凄いかも?)印象的なサウンドを提供。もうちょい音量上げても良いでしょうに・・・・・・(・ω・`)

確かに「これ、名曲!!!」と推すような超絶名曲なんてのは無いですが、各メンバーの技量でそれぞれの曲は平均点を軽く超えてます。
それには前述のボーカルのANGUS CULLEN も大いに貢献してますね。
RICHARD SINCLAIR には及ばずとも、結構男前な、というかシブ目の味のある声が堪能できます。微妙に声量が足りないか?
ちなみに全曲ボーカル曲。コンパクトでくすんだポップ寄りの仕上がりです。エレキギターが若干主張強い気もしますが、そこは御愛嬌。

曲としては、オープニングを飾りながらアルバムの雰囲気を一瞬で聴き手に掴ませる「TO PLAY YOUR LITTLE GAME」「ギターいたんですか!?」と思ってしまう程、それまでの地味さを払拭して素晴らしいアコギを聴かせる「TIME FOR BED」、なんかリズム取れない「CRESSIDA」などのちょい疾走気味のものがおススメ。
「LIGHTS IN MY MIND」でも聴ける様に、ただの疾走感ではなく妙にしっかりと重みを持ったテンポが素敵で、これは中々にハマれます!

なんか久しぶりに聴いて、気に入った曲を挙げようと思ったら以外にも全部挙げたくなってしまったのでこの辺でやめときますw
ジャズ・ロック的なのに妙にしっかりロックに走ったり、フォークっぽさも取り入れたりと散漫な印象が評価を微妙にしているらしいですが、むしろそのバラエティ溢れる音楽をカチッと1枚に収めきった構成力は素晴らしいと思います。
ラストの「TOMORROW IS A WHOLE NEW DAY」の締めくくりも見事。結構良いですやん!





           

          

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2011.02.06 (Sun)

MONSTER MOVIE

CAN

1969/UNITED ARTISTS, LIBERTY


Can1st.jpg


何というか、印象には残るけどコメントし辛いジャケットでお馴染みのCANの1stです。
そういえばこのアルバムだけバンド名が『THE CAN』ですね。どーでもいいですかそうですか。
大丈夫かなぁ~・・・・・・、ドイツ人のレビューなんて書けんのかなぁ~?w

CANっていうと私みたいなブリティッシュ・プログレ勢にはちょっぴり敷居が高いイメージで、初めて出会った『TAGO-MAGO』の時点で既に「これは嫌いかも知んない!Σ(゚Д゚; )」という感想を抱いてました。
低体温、低質量みたいなやっぱりドイツ人特有の感覚に支配されていて、そこから醍醐味であるグルーヴを見つけ出すには一種の「悟り」が必要となってきます(ぇ

そんなこんなで2番目に手にしたのがこのアルバム。
これは大正解でしたね。CANというバンドがいかなるスタイルをもってスタートを切ったのかが理解できる。ツボに入ったという訳ではありませんが、俄然他の作品も聴く気が出てくるんです。不思議と。
メンバーはギター、ベース、キーボード、ドラム、ヴォーカルの5人。
とりわけこのアルバムに於いてみ~んな揃って取り上げちゃうのがヴォーカルのMALCOLM MOONEY ですね。帯の文章を借用すれば「歌に関してはそれまで全くの素人だったというアメリカ出身の黒人彫刻家」、という理解に苦しむ方です。
つまり素人が専任ヴォーカル、と!?
この時点でプログレですw

アルバムは全4曲。アナログA面に3曲とB面に長尺の1曲で構成されています。
全体的に感じられる雰囲気として、よくTHE VELVET UNDERGROUNDが挙げられますね。気だるいイメージなどは確かに私も似ていると思います。特にそう感じるのは「MARY, MARY, SO CONTRARY」「OUTSIDE MY DOOR」の2曲。
どちらもなんとも時代を感じさせるサウンドのギターが目立ち、悪く言えば印象薄いです。
しかし、やはり元来「新しい音楽」、「新しい観点からのロック」というものを目指して結成されたバンドだけあって、1stである本作から既にアメリカ的なロックからの脱却は図られています。
前述の「OUTSIDE MY DOOR」でのCZUKAY のベースなんてすごい威力ですね。あと、あのリードは何の楽器なの?素人なので解りません(・ω・`)

で、飛びぬけて素敵なのが残りの2曲。どちらにも共通して言えるのが「ず~っと同じ体温」って事ですね。もうまさにジャーマン・ロックって感じの、一本調子に魔法のような仕掛けを詰め込みまくって出来上がる不思議な世界です。
ドラムがドンドコと響いてノイズが目立つギターとオルガンで味付けをする大曲「YOU DOO RIGHT」が人気ですが、私は1曲目の「FARTHER CANNOT YELL」を推します。
甲高いキーボードの信号音のような単音に導かれてギター、ベース、ドラムが愚直にスタート。一丸となって起伏無く突き進む様は正にNEU!「HALLOGALLO」です。そして唐突にうねるベース、いきなり吼えるギター!
ボソボソヴォーカル(もはやある程度テンポ取って喋ってるレベルw)がまた独特の味を持ってこの不安定なのに安定した演奏を楽しくしてくれるんですね。是非体感して頂きたい至高のグルーヴ!これぞジャーマン・ロック!

はっきり言って好みの分かれるアルバムです。ジャーマン・ロックに触れるという意味では入門に最適なアルバムの気がしますが、いかんせん私自身がジャーマン・ロックに馴染めていないので全力でお勧めはできませんね。
いや、でもドイツ人もいい仕事すると思うんだ。うん(何



そういえばライナーにあった事なんですが、MOONEY は2ndのレコーディングをある程度行った時期にあったライヴ中に精神異常を起こして脱退したそうですね。
彼がそうであるかは定かではありませんが、恐らくこのバンドはドラッグで成り立ってたんでしょうね、多分。反対意見も大いに受け付けますが、クラウト・ロックなんてドラッグ無しで出来上がる代物ではないでしょう。そう思いません?
なんかWikiによれば当時のライヴなんて24時間以上ぶっ通しで、仮眠・食事は交代制とかいう正気の沙汰ではないイベントをやる事もあったそうです。そりゃ精神異常も起こすわな(・ω・`)
とにかくCANの音楽はそういった超越空間から飛び出すものなんだそうです。納得できるっちゃあできますね。





           

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2011.02.18 (Fri)

AIR CUT

CURVED AIR

1973/WARNER BROTHERS


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なんて抽象的なジャケットなんだ。CURVED AIRの4thです。
皆様、EDDIE JOBSON 初登場ですよ!(何

↓ちなみに裏ジャケは宗教っぽいステキなメンバーイラスト。王子ッ!王子ッ!


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DARRYL WAYFRANCIS MONKMAN らクラシック畑の出身者が、現代音楽やらフォークの要素まで取り込んで見事にロックとして花開かせたバンドであるCURVED AIRは3rdアルバム『PHANTASMAGORIA』を発表後に分解。WAYDARRYL WAY'S WOLFを結成し、MONKMAN もセッション活動やらに向かってしまって、バンドにはヴォーカルのSONJA KRISTINAとベースのMIKE WEDGWOODが取り残されます。
で、2人は必死になって新メンバー3名を獲得(実際は以前のツアーに参加してたんだとか?)。その中にいたのがUKプログレ界のアイドル、そして今となってはマッド・サイエンティストにしか見えないEDDIE JOBSON (キーボード、ヴァイオリン)だったのです。

前置きが長くなりましたが、とにかくこのアルバムはバンドの中心人物を総入替えして製作されたという事です。
しかし、そんな窮地もなんのその。新生CURVED AIRは以前の実験的要素を払拭し、ヒネリを効かせながらもロック然りとしたこの名盤を作り上げたのです。
何とも独特の雰囲気が強い『SECOND ALBUM』しか訊いた事の無かった私の率直な感想としては、やはりストレートなロック色の強化が目立ちますね。もちろん一筋縄にいかない面も備えているのですが、旧編成と比べればスピード感聴きやすさなどに於いて大きな違いが見られます。

オープニングは軽快なギターに導かれて力強いリズムセクションが突き進む「THE PURPLE SPEED QUEEN」
まさに新生CURVED AIRを代表するかのようなパワフルな曲です。KRISTINA の相変わらず妙な弱さを持ったヴォーカルも最早お家芸のように型にはまり、徐々に増していくギターの心地良い攻撃性とシンセソロに圧倒されます。確かに以前のイメージを引っ張ると驚きますが、間違い無く名曲です!
KRISTINA のフォーク面の利点を生かした「ELFIN BOY」を挟んで大曲「METAMORPHOSIS」に突入。
これもまたすごい。ズンズンと進むドラムに流れるようなピアノとヴォーカルで始まり、一気に静まり返ってのピアノソロ、そして限りなくシンフォニックで荘厳に盛り上がるオルガンから始めのパートに戻るというどこまでもJOBSON 無双な曲であり、こちらも新編成のインパクトを存分に理解できる名曲です。

で、ここからヴァイオリンの目立つ曲が始まります。
軽やかな「WORLD」に続き、聴いた瞬間に思わず「ぉぉぉぉぉぉおおお」ってなってしまうほどのヴァイオリンで始まる「ARMIN」にまた驚かされます。インスト曲である事も相まってギターもベースも自己主張満載。やっぱKIRBY GREGORY のギターも力強くて格好良いですね。
ロック要素とピアノのクラシカル要素を含んだ3部構成の「U.H.F」ではメロトロンもちょっぴり登場(してますよね?)。ロックのパートでギターがもう頑張る頑張る。負けじとヴァイオリンも頑張る頑張る
で、まさかのWEDGWOOD のヴォーカル曲「TWO THREE TWO」。急に他所でも聴けそうな音楽性に感じちゃうのは何故?w
ラストはKRISTINAWEDGWOOD のロック・バラード「EASY」。バラードのテンポを取ってる割にアルバム中最もヘヴィーな曲でもあります。毎度お馴染みギターとシンセを筆頭に全員全力。2008年末再発のCDでは音割れしてます。オリジナルも?w

途中にも書いた通り、旧編成を聴いた人にとっては少々戸惑いの可能性のある作品ですが、何度か聴いていくうちにどんどん引きずり込まれていく名盤です。
何より個性に溢れ、高度な技術を持っていながらも難解な要素が一切無く、プログレとしてストレートに楽しむ事が出来るアルバムであるのが最大の強みなのです。なのに物足りなさは皆無!
この編成がアルバム1枚で終わってしまったのが惜しまれる作品。これは聴く価値アリですね。





           

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2011.03.07 (Mon)

ASYLUM

CRESSIDA

1971/VERTIGO


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なるほど、KEEFですね。なんて言っちゃいたくなる印象的なジャケで(ごく一部で)お馴染みらしいCRESSIDAの2nd。
愛すべき英国テイストの味わえる名盤です。

何やら前作からギターがメンバー変更になったようで、少々、ってか結構ギターの出番が増えた印象を受ける作品です。まぁ、そんな事を言っても依然オルガンメインのバンドである事に変わりは無いのですが。
そして相変わらずANGUS CULLEN のヴォーカルは冴え渡りまくり。前回も書きましたが、このRICHARD SINCLAIR もどきの美声によってこのバンドはただの器用なジャズ・ロックに陥るのを免れているのです。

アルバム全体の印象は基本的に前作と同じ、テンポの良い若干ポップ・テイストの強いジャズ・ロックです。
前述のように、メンバー変更から少し目立つようになったリード・ギターの音と、リズム・パートを弾くアコギの音が結構鮮明に聴こえてくる辺り、そして所々でブラスが飛び出す部分などに変化が感じられてノリやすくなったイメージがあるので、私はこっちの作品の方が好きな気がします。
でも前作のちょっと重たいような空気感も捨て難いんですけどね。

アルバムのオープニングは「あ~、やっぱこれがCRESSIDAですよね~!」となる事請け合いの「ASYLUM」。軽やか(?)なベースラインにアコギがリズム取ってオルガンが歌う!はい、完成!
オルガンソロがまた心地良い!英国の人間はどうしてこんなにオルガンを使うのが上手いんでしょう?バックでロングトーンを鳴らしても存在感は維持。感心させられます。
ストリングスとオルガンのアダルトで優しいメロディーとCULLEN のヴォーカルがマッチする序盤からギターがブルージィなフレーズ(ですか?)で活躍するパートへ移行し、結局の所オルガンが激しさも優雅さも全部奪って終わっちゃう大作「MUNICH」はいつに無く豪華な仕上がり。終盤のスピード感に溢れる部分でのバンド、オケが一体となった盛り上がりは完璧です!ちなみに個人的にはその手前の、演奏が止まってCULLEN のヴォーカルだけになる部分に粋な計らいを感じます。

3,4,5曲目と小作品を挟むのですが、これがまた一筋縄には行かない味のある作品ばかり。オルガンではなくピアノが活躍する辺りに少し新鮮な感覚があります。でもやっぱりオルガン+ストリングスのハイ・テンポな「SURVIVOR」に惹かれちゃう辺りはもう中毒症状が出ちゃってるのかも知れませんw

壮大な「LISA」みたいに開放感が出ちゃうと少し持ち味が薄れるのですが(他のバンドでも聴けるんじゃない?って思ってしまいます。)「SUMMER WEEKEND OF A LIFETIME」では西部劇風のベースとリズム・ギターで新しいスタイルを披露。この曲風でリードにオルガンが適任だと言うのは個人的に新たな発見ですね。
最後はもう1つの大作「LET THEM COME WHEN THEY WILL」。スタイリッシュなドラムにあわせて爽やかに頑張ったはずのギターソロをさらっと踏み倒すオルガン。もう慣れますねw
中盤のスローなパートでも緩み無くストリングスやヴォーカルの威厳で適度な緊張感を維持し、さらっと十八番のスピーディー・ジャズ・ロックに変化。これがクライマックスだ!とベースも踏ん張る、オルガンも喚くの総攻撃。結局どこを切ってもCRESSIDAな演奏で締め括られます。

ストリングス&ブラスによるささやかなゴージャス化などが面白いので、1作目でこのバンドの特徴を掴んでからの方が楽しみやすいとは思いますが、ストレートに英国的なオルガン・ロックを味わえる作品としてはかなりの良作だと思います。
ブリティッシュB級プログレに抵抗の無い方は是非聴いてみて下さい!





 

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