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2010.10.22 (Fri)
FIRST MEETING
TRIFLE
1971/DAWN

最近マイナー作品のレビューが増えてきた気がしますね・・・・・・。一応名は通っているそうですが、そんなのマニアさんの間でのお話ですよ(゚∀゚)
っていう感じのTRIFLEの唯一作です。
早速ライナー等で得た表現を拝借すると「R&Bテイストを根底に置いたポップなブラス・ロック」、ってのが適切表現だそうです。
トランペットとサックスを含んだ7人編成で、「音は分厚ければ分厚いほど良い」という私好みのバンドなワケです。ブラスはトランペットのみですが、やっぱり雰囲気がそれっぽくなればブラス・ロックって言ってしまいますよね。どーでもいいですか。はい。
内容は最初に書いたようにブラスを表に出したジャズ・ロックですが、最大のポイントとしてリズムが良く適度にポップな感性を持ち合わせている事が挙げられます。
基本的に上がりきらない体温とテンションでアルバム1枚を丸々包み込むという、どこまでも英国的なセンスには脱帽。確かにブラスで賑やかには聴こえますが、やっぱりよくよく考えれば妙な落ち着きがあって面白いですね。
曲風は旧アナログA面、B面で若干変わります。
A面はスタイリッシュなジャズ・テイストがR&Bにマッチした曲で構成されています。オープニングの「ALIBI ANNIE」の軽やかなサックス、オルガン、ドラムが心に突き刺されば合格!逆に言えば、この時点で「鈍い」「ダサい」と感じてしまえば恐らく肌には合わないでしょう。当分こんな感じが続きますから(・ω・`)
そしてこのアルバムで輝くのが「BUT I MIGHT DIE TONIGHT」と「IS IT LOUD ?」の2曲です。
前者は非常にゆったりとしたテンポにピアノと管楽器の流れるような旋律、優しいボーカルが合わさるしんみり系トラック。言葉にし難い!聴いてください!w
ってかこれCAT STEVENSのカヴァーだったんですか・・・・・・。知らなかった・・・・・・。
後者は本作で唯一の思いっきりのインスト・ジャズ・ロックです。全ての楽器が一体となってズンズンと進んでいく様は聴きごたえ充分!スピード感はありませんが、なーんともシブくてクールな作風は恐らく多くの英国ジャズ・ロックファンに通用すると思われます。
トドメは果てしなく続くブラスのリフと舞い踊るピアノ!畳み掛けるようなドラムの連打!圧巻!
B面はロック色とフォーク色(!?)が強くなり、「DEVIL COMIN'」のような重量感のある曲まで飛び出します。ボンゴ、コンガ、マラカスといったパーカッション連合が作る男前なリズムの上にギターとボーカルが重なるこの曲ですが、な~んかクールに聴こえて面白いですね。
「NEW RELIGION」の超ゆっくり変拍子リフもダサくて素敵。後半は管楽器がメインになって更に素敵。
どちらかと言えば私はA面派です。と言うか、A面の作風がかなり気に入ってしまったのでB面になって戸惑う、といった感じですね。
最近イタリアやらフランスやらのプログレばっかり聴いていたので、久々の純英国風ロックはやっぱり楽しかったです。
コテコテの英国派、ブラス派の方に是非。ガチプログレッシャー向きではありませんね。
「ONE WAY GLASS」←MANFRED MANN CHAPTER THREEのカヴァー。一応参考に。

←ランキング、始めてみました。クリック宜しくです(´・ω・`)
1971/DAWN

最近マイナー作品のレビューが増えてきた気がしますね・・・・・・。一応名は通っているそうですが、そんなのマニアさんの間でのお話ですよ(゚∀゚)
っていう感じのTRIFLEの唯一作です。
早速ライナー等で得た表現を拝借すると「R&Bテイストを根底に置いたポップなブラス・ロック」、ってのが適切表現だそうです。
トランペットとサックスを含んだ7人編成で、「音は分厚ければ分厚いほど良い」という私好みのバンドなワケです。ブラスはトランペットのみですが、やっぱり雰囲気がそれっぽくなればブラス・ロックって言ってしまいますよね。どーでもいいですか。はい。
内容は最初に書いたようにブラスを表に出したジャズ・ロックですが、最大のポイントとしてリズムが良く適度にポップな感性を持ち合わせている事が挙げられます。
基本的に上がりきらない体温とテンションでアルバム1枚を丸々包み込むという、どこまでも英国的なセンスには脱帽。確かにブラスで賑やかには聴こえますが、やっぱりよくよく考えれば妙な落ち着きがあって面白いですね。
曲風は旧アナログA面、B面で若干変わります。
A面はスタイリッシュなジャズ・テイストがR&Bにマッチした曲で構成されています。オープニングの「ALIBI ANNIE」の軽やかなサックス、オルガン、ドラムが心に突き刺されば合格!逆に言えば、この時点で「鈍い」「ダサい」と感じてしまえば恐らく肌には合わないでしょう。当分こんな感じが続きますから(・ω・`)
そしてこのアルバムで輝くのが「BUT I MIGHT DIE TONIGHT」と「IS IT LOUD ?」の2曲です。
前者は非常にゆったりとしたテンポにピアノと管楽器の流れるような旋律、優しいボーカルが合わさるしんみり系トラック。言葉にし難い!聴いてください!w
ってかこれCAT STEVENSのカヴァーだったんですか・・・・・・。知らなかった・・・・・・。
後者は本作で唯一の思いっきりのインスト・ジャズ・ロックです。全ての楽器が一体となってズンズンと進んでいく様は聴きごたえ充分!スピード感はありませんが、なーんともシブくてクールな作風は恐らく多くの英国ジャズ・ロックファンに通用すると思われます。
トドメは果てしなく続くブラスのリフと舞い踊るピアノ!畳み掛けるようなドラムの連打!圧巻!
B面はロック色とフォーク色(!?)が強くなり、「DEVIL COMIN'」のような重量感のある曲まで飛び出します。ボンゴ、コンガ、マラカスといったパーカッション連合が作る男前なリズムの上にギターとボーカルが重なるこの曲ですが、な~んかクールに聴こえて面白いですね。
「NEW RELIGION」の超ゆっくり変拍子リフもダサくて素敵。後半は管楽器がメインになって更に素敵。
どちらかと言えば私はA面派です。と言うか、A面の作風がかなり気に入ってしまったのでB面になって戸惑う、といった感じですね。
最近イタリアやらフランスやらのプログレばっかり聴いていたので、久々の純英国風ロックはやっぱり楽しかったです。
コテコテの英国派、ブラス派の方に是非。ガチプログレッシャー向きではありませんね。
「ONE WAY GLASS」←MANFRED MANN CHAPTER THREEのカヴァー。一応参考に。
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タグ : プログレ Trifle トライフル ジャズ・ロック ブラス・ロック 英国 紳士ではない


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