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2011.03.11 (Fri)

YELLO MAGIC ORCHESTRA

YELLOW MAGIC ORCHESTRA

1978/アルファレコード


imagesymo.jpg


当時の人間であれば誰もが知る(はずの)YELLOW MAGIC ORCHESTRAの1stです。
知名度で言えば次作「SOLID STATE SURVIVOR」の方が上なんでしょうけど、これもまた日本のテクノの幕開けを飾る名盤ですね。

YMOと言えばもちろん細野晴臣 (b)、高橋幸宏 (d,vo)、坂本龍一 (key)の3人でございます。来歴とかは省略。私の観点からすればYMOというフィールドに於いては3人の来歴はさほど重要ではありません。ってかそもそも日本のバンドに疎いのでよー知らんのですw

このアルバム、恐らく(このアルバムを知る)皆様が御存知の通りリリース翌年にレコード会社の期待からUS版が発売されています。そちらは米国側でリミックスが施されており、また違った作品となっているようです。私も所有はしているのですが、とりあえずオリジナルを聴き込むためにまだ未聴の状態となっています。
で、一部の情報によると細野さんがこのUS版のリミックスについて意見しているようで、内容は「東京の民俗音楽的な雰囲気が失われている」との事。つまり細野さんの描くコンセプトとしてこのYMOの音楽は、白人の音楽でも無い、黒人の音楽でも無い、日本から生まれた独自の音楽であるという事なのです。
まぁ、そもそもが既成概念を取り払って創り上げることが目的のグループなワケですから、もちろんその音楽性はあれこれと例えることが非常に困難なものです。そう感じるのは既に細野さんの思うツボなんでしょうがw

このアルバム全体の特徴はやはり、軽快なシンセのフレーズと高橋さんのドラムの調和から生まれるグルーヴでしょう。
もちろん、当時既にシンセを操る事に於いては大きくリードを取っていたゲルマン民族さん達の中ではKRAFTWERKなる気持ち悪い4人組がテクノの手法を確立せんと躍起になっていたのですが、彼らがあくまで無機的な手法を徹底していたのに対し、YMOが生み出したのは明らかに生命を持った音楽だったのです。陰と陽の関係、というのが簡単な表現でしょうか。
それは2曲目(実質バンド演奏としては1曲目)の「FIRECRACKER(ファイアークラッカー)」から明確に感じ取る事が出来ます(MARTIN DENNY のカヴァーだとかそういうのは省かせて下さい。知識不足です)。曲を終始引っ張るベースと高音の軽快なシーケンサーのフレーズとズンズンと進むドラム、この支柱によって曲全体は素晴らしい躍動感を得ます。そしてその上で演奏される東洋的で流れるようなシンセ。YMO以外では決して味わえないリズム感と流動感から来るグルーヴがそこに存在するのです。

ここまで書いておいて1つ余計な事を。
私はこのアルバムがYMOの最高傑作だとは思いません。その理由はこのアルバムが持つテンション温度にあります。シンセ、シーケンサーを中心に据えながらも暖かみを持たせた結果として、個人的に"ぬるく"なってしまったのが欠点であると思うのです。別に常にハイ・テンションで突っ切る作品だけが素晴らしいというのではなく、その余白にどんな要素が入るか(アシッド感、コミカル化、悲壮感、ダサさ、等)が重要であり、この作品では3人が根底に持ち合わせた日本人的なポップさが表立ったのです。
「それがYMOの魅力じゃねーの?」というごもっともな意見もありますが、あくまでも私の意見として捉えて頂ければ幸いです。

で・す・が!
最初に書いたクルーヴ技法を最大限に生かし、無敵の発想で全てを超越してしまったのが不滅の名曲「TONG POO(東風)」です!
小刻みなハイハットと相変わらずズンズンなバスドラが目立つドラムに伸びやかなメインフレーズと短く挟まれる高速フレーズのシンセ、そしてちょっぴり洗脳気味なベース。
ここに加わるのが奇跡の美麗ピアノ!そう、この曲の真の聴き所はあらゆるポイントでバックから全てを支えるピアノなのです!
基本的にはシンセの旋律のアクセント的な使われ方をしたりするのですが、隙あらば飛び出すアドリブが、元来暖かみを持ったYMO流のメロディにガラスのように繊細な美しさを添えてくれるのです。私はジャズの技法だと思っています。
そして、マイナーなこだわりかとは思いますが、テンションが最高潮に達する5分10秒からの怒涛の攻め!30秒足らずの間ですが、ピアノが最高の輝きを見せてくれる瞬間なので、是非皆様心打たれてみてください!

確実に新しい音楽が生まれた瞬間。そりゃ日本中でYMO旋風が巻き起こったのも納得の作品です。
先程も書いた通りに完璧なアルバムだとは言いませんが、日本人として触れておくべき作品だとは思いませんこと?



※脱線したり変な論を述べたりしましたが、長文にお付き合い頂いて有難うございました。





           

          
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テーマ : テクノポップ ジャンル : 音楽

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