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2011.02.06 (Sun)

MONSTER MOVIE

CAN

1969/UNITED ARTISTS, LIBERTY


Can1st.jpg


何というか、印象には残るけどコメントし辛いジャケットでお馴染みのCANの1stです。
そういえばこのアルバムだけバンド名が『THE CAN』ですね。どーでもいいですかそうですか。
大丈夫かなぁ~・・・・・・、ドイツ人のレビューなんて書けんのかなぁ~?w

CANっていうと私みたいなブリティッシュ・プログレ勢にはちょっぴり敷居が高いイメージで、初めて出会った『TAGO-MAGO』の時点で既に「これは嫌いかも知んない!Σ(゚Д゚; )」という感想を抱いてました。
低体温、低質量みたいなやっぱりドイツ人特有の感覚に支配されていて、そこから醍醐味であるグルーヴを見つけ出すには一種の「悟り」が必要となってきます(ぇ

そんなこんなで2番目に手にしたのがこのアルバム。
これは大正解でしたね。CANというバンドがいかなるスタイルをもってスタートを切ったのかが理解できる。ツボに入ったという訳ではありませんが、俄然他の作品も聴く気が出てくるんです。不思議と。
メンバーはギター、ベース、キーボード、ドラム、ヴォーカルの5人。
とりわけこのアルバムに於いてみ~んな揃って取り上げちゃうのがヴォーカルのMALCOLM MOONEY ですね。帯の文章を借用すれば「歌に関してはそれまで全くの素人だったというアメリカ出身の黒人彫刻家」、という理解に苦しむ方です。
つまり素人が専任ヴォーカル、と!?
この時点でプログレですw

アルバムは全4曲。アナログA面に3曲とB面に長尺の1曲で構成されています。
全体的に感じられる雰囲気として、よくTHE VELVET UNDERGROUNDが挙げられますね。気だるいイメージなどは確かに私も似ていると思います。特にそう感じるのは「MARY, MARY, SO CONTRARY」「OUTSIDE MY DOOR」の2曲。
どちらもなんとも時代を感じさせるサウンドのギターが目立ち、悪く言えば印象薄いです。
しかし、やはり元来「新しい音楽」、「新しい観点からのロック」というものを目指して結成されたバンドだけあって、1stである本作から既にアメリカ的なロックからの脱却は図られています。
前述の「OUTSIDE MY DOOR」でのCZUKAY のベースなんてすごい威力ですね。あと、あのリードは何の楽器なの?素人なので解りません(・ω・`)

で、飛びぬけて素敵なのが残りの2曲。どちらにも共通して言えるのが「ず~っと同じ体温」って事ですね。もうまさにジャーマン・ロックって感じの、一本調子に魔法のような仕掛けを詰め込みまくって出来上がる不思議な世界です。
ドラムがドンドコと響いてノイズが目立つギターとオルガンで味付けをする大曲「YOU DOO RIGHT」が人気ですが、私は1曲目の「FARTHER CANNOT YELL」を推します。
甲高いキーボードの信号音のような単音に導かれてギター、ベース、ドラムが愚直にスタート。一丸となって起伏無く突き進む様は正にNEU!「HALLOGALLO」です。そして唐突にうねるベース、いきなり吼えるギター!
ボソボソヴォーカル(もはやある程度テンポ取って喋ってるレベルw)がまた独特の味を持ってこの不安定なのに安定した演奏を楽しくしてくれるんですね。是非体感して頂きたい至高のグルーヴ!これぞジャーマン・ロック!

はっきり言って好みの分かれるアルバムです。ジャーマン・ロックに触れるという意味では入門に最適なアルバムの気がしますが、いかんせん私自身がジャーマン・ロックに馴染めていないので全力でお勧めはできませんね。
いや、でもドイツ人もいい仕事すると思うんだ。うん(何



そういえばライナーにあった事なんですが、MOONEY は2ndのレコーディングをある程度行った時期にあったライヴ中に精神異常を起こして脱退したそうですね。
彼がそうであるかは定かではありませんが、恐らくこのバンドはドラッグで成り立ってたんでしょうね、多分。反対意見も大いに受け付けますが、クラウト・ロックなんてドラッグ無しで出来上がる代物ではないでしょう。そう思いません?
なんかWikiによれば当時のライヴなんて24時間以上ぶっ通しで、仮眠・食事は交代制とかいう正気の沙汰ではないイベントをやる事もあったそうです。そりゃ精神異常も起こすわな(・ω・`)
とにかくCANの音楽はそういった超越空間から飛び出すものなんだそうです。納得できるっちゃあできますね。





           
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テーマ : プログレ ジャンル : 音楽

タグ : プログレ Can カン ジャーマン・ロック クラウト・ロック これだからドイツ人は ドイツ人黎明期



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