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2011.10.30 (Sun)

TUBULAR BELLS

MIKE OLDFIELD

1973/VIRGIN


tubular_bells_big.jpg


ついにやって来た泣く子も黙る超名盤。MIKE OLDFIELDのもはや伝説っぽいデビュー作です。
ジャケットも含めて、音楽史上に残る奇跡の1枚だと信じています。

MIKE OLDFIELD といえばアレですね。元祖宅録オタクの引きこもり楽器マニア野郎ですね。
まぁ、この作品の製作以前に、KEVIN AYERS 辺りの人脈の演奏に仲良く参加していた姿を考えれば、この頃はまだそこまでネガティヴにはなっていなかったのかも知れませんが。

とにかく、このアルバムは、かのVIRGINレコードの第一弾作品として製作されたものであり、若々しさの溢れる19歳だか20歳だかの時期に、ただひたすらにスタジオに引きこもって2000回以上の多重録音を繰り返すという気の遠くなるような作業を経て生み出された1枚です。
基本的に演奏はOLDFIELD 一人のみ。クレジットを見る限り、コーラスと管楽器系、そしてパーカッション系にゲストが数名参加しているようですが、何にせよ、ほぼ全ての部分がたった一人の手によって多重録音で構築されているのです。そりゃもう制作期間は9ヶ月に及んだのだとか。

内容については、もはや書く必要も無いのかも知れませんが、アナログ両面をフル活用したタイトル曲「TUBULAR BELLS」(A面、B面で「PART 1」「PART 2」となっています。)のみの、実質1曲勝負。
多くの方がご存知の通り、「PART 1」の冒頭部分はかの有名なホラー映画『THE EXORCIST』のテーマソングとして、OLDFIELD からの了承無しで使われちゃったりしたというエピソードを持っておりますが、アルバム自体は非常にゆったりとした空気で構成されています。と言いますか、あの冒頭部分すら私には美しく幻想的な印象なのですが・・・・・・。
序盤の繊細で緊張感溢れるピアノのパートを過ぎれば、ここからがOLDFIELD の真骨頂!一気に大草原に飛び出したかのような開放感に満ちたサウンドにはしばし唖然とさせられます!
OLDFIELD の初期作品の最大のポイントは、その音楽から風景描写など、様々なイメージが次々と湧き上がってくる点です。それが本人の意図する情景と等しいかどうかは別として、聴けば聴くほどに作品に対する個人個人のイメージがはっきりと生まれるのです。
また、作品中にいくつか存在するメインフレーズ的なものが、様々な場面で姿を変えて複数回登場するのも、美しさとインパクトに大きな影響を与える要素であると考えています。考えてみれば、これはクラシックの手法ですかね?

消え入るような淡い表現、そして時には攻撃的にもなる表現の幅広さ、それでも何故か絶える事の無い優しい響き(それがたとえ攻撃的であっても!)は、まさに唯一無二の個性であると思います。
そんな中で私が最も好きなのが、「PART 1」の終盤。延々と繰り返されるベースとギターの静かなリフの上で、様々な楽器が入れ替わりながら主題を演奏するパートです。
ピアノやグロッケン、ベースにギター、マンドリン、途中から徐々に主題が厚みを増していき、最後に響くのはタイトル通りのチューブラーベル!
それぞれのリード楽器が入る時に、その楽器名を紹介するMC(?)が入るのですが、それがまさかのVIVIAN STANSHALL 。あの狂気に溢れたBONZO DOG BANDでもトップレベルにイカれた感じのするSTANSHALL が、なんとも説得力のある言葉で曲を盛り上げてくれるのです!
ダブルスピード・ギターが盛大にミスったりしますが、それももはや"味"として捉えられる域に達しましたねw

「PART 2」ではこれまた牧歌的で優しいメロディーが先行し、途中からティンパニーとエレキギターの響くパートに移行。この部分では、OLDFIELD の特徴の一つでもある伸びのあるギュインギュインのギターを聴くことが出来ます。でも、まだこの頃は控え気味ですかね?あの感動的なギターの本格的な登場は次作『HERGEST RIDGE』からのような印象があります。
なんだか後半では、賛否両論ある「ピルトダウン人の叫び」のようなものが聴けたりもしますが、あれはまぁ人の音楽嗜好によるでしょうね。私は重いリズム・セクションと踊るようなフレーズの上では結構アリだと思っています。
そして、ラストは薄明かりが射すようなオルガンとギターの美しい響きの後に・・・・・・衝撃のクライマックス!こればかりはご自身でお確かめ下さい!

アルバム1枚で1曲という壮大極まりない構成、そしてほぼ一人での多重録音というコンセプト。その中で、一切の破綻の無い、むしろ完璧に構築されたアルバムを作り上げた手腕は、本当に素晴らしいものだと思います。
確かにプログレというジャンルで分類してしまうには勿体無い作品。ある程度の音楽への興味があるならば、出来る限り触れて頂きたい傑作です!
けどね、まだ私は言ってませんよ?これが最高傑作だとは・・・・・・w





            
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テーマ : プログレ ジャンル : 音楽

タグ : プログレ MikeOldfield マイク・オールドフィールド Virgin ヴァージン 元祖宅録オタク ひとりでできるもん



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